強奪 箱根駅伝
著者:安東能明
評価:★★
帯の「スポーツ観戦×ミステリー耽読」にひかれて手に取った一冊。
先日の人間ドックの待ち時間を利用して読みました。
内容は、箱根駅伝の人間ドラマと駅伝の電波ジャックが並行で進んでいくもの。
この犯人の目的は?
駅伝の行方は??
と、非常に興味を持って読んでいたが、いまいちだったなぁ・・・
448が箱根駅伝に興味がないせいか、メインステージの箱根駅伝の熱さが伝わらない。
箱根駅伝に入り込めなかったので、ミステリーのほうも冷静に読んでしまった。
うーん。残念!
でも読む人が読めば面白いのかもね。
この本で面白かったのは解説です。
以下、P494からの引用。
「なお、本書以前の長距離レースを題材にしたミステリーには山田正紀『蜃気楼・13の殺人』と関口ふさえ『2時間7分の身代金』が思い浮かぶ。また本書の後には倉阪鬼一郎の『42.195キロ すべてははじめから不可能だった』や鳥飼否宇の『激走 福岡国際マラソン 42.195キロの謎』があいついで発表されている。いずれも駅伝ではなくマラソンが題材となっているが、本書がきっかけとなって陸上ミステリーが流行の兆しを見せているのだとしたら欣快である。
またミステリーではないが、三浦しをんの最新作『風が強く吹いている』も、同じ箱根駅伝を正面から取り上げた青春小説である。別のジャンルの小説であるが、同じ箱根駅伝を描いた傑作同士。読み比べてみるのも一興だ。」
ちょっと長い引用ですみません。<(_ _)>
で、これだけ長く引用した理由は以下の3つ
1.陸上ミステリーって分野があるんだぁ!
2.陸上ミステリーのご紹介
3.『風が強く吹いている』・・・繋がってるねぇ!
本書は箱根駅伝の部分にのめりこめたら、はまると思います。
ランナーの皆様には一読の価値ありですぜ!


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